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歯周病ってなに?

歯周病は、歯を支える骨や歯茎を破壊する病気で、初期には自覚症状がほとんどありませんが、気づかない間に進行していきます。
歯茎が腫れる、歯茎から血や膿(うみ)が出る、歯がグラグラする、等の症状は歯周病です。重度になると歯が抜け落ちてしまうこともあります。主にプラーク(細菌)や歯石が原因で症状が現れます。
症状が軽い場合は、歯石の除去や歯ブラシの練習などで改善されますが、症状が重い場合、歯石の付着が多い場合は、麻酔をして歯と歯肉の境目深くに入り込んだ歯石の除去が必要になります。
治療後も歯周病の進行を予防するためのアフターケアをきっちりと行います。
半年~1年に一度、定期健診を受けていただきます。

歯周病の診断


健康な歯ぐき

歯茎が健康なとき、歯は歯周組織によってしっかり保持されています。
正常な歯茎は淡いピンク色で引き締まっています。

レントゲンによる骨の状態の検査

歯周病の進行度は、歯肉を見ただけでは判断できないので、歯槽骨の破壊状態をX線写真で確認します。
X線写真は歯周病の診断・治療計画の立案、さらに治療結果の評価などに活用します。

プロービングによる診査

歯周ポケットの深さを測ることをプロ―ビングといいます。
プロービングによって、歯周ポケットの深さとプロービング時の出血の有無を調べることができ、炎症の存在と歯周病の進行程度が分かります。
X線写真だけでは把握できない頬舌側の歯槽骨吸収などの状態をプローブで探って判断します。
プロービングはX線写真で骨欠損の状態を把握しながら行います。

歯周病の原因

歯周病の原因は細菌の塊のプラークで、歯周ポケットにプラークがすみつくことで歯周組織に炎症を起こします。

  • 歯肉縁上プラーク
    むし歯や歯肉炎の発症に関係します。
  • 歯肉縁下プラーク
    歯周ポケットを発生させ歯周病を進行させます。

プラーク

プラークは歯と同じような色なので見分けづらく、正しいブラッシングでないと磨き残しが多くなります。
プラークが残ったままだと徐々に歯肉に炎症が発生します。

専用の染色液を使用すると、磨き残しでプラークが除去されていない部分が赤く染まります。

歯石

歯石は、唾液中のカルシウム成分が固まって、歯に沈着したものです。
プラーク(細菌の塊)はブラッシングで取り除けますが、
歯石は歯科衛生士が行うスケーリング・ルートプレーニングでないと取り除けません。

プラークコントロールの方法


ブラッシング

歯ブラシを用いたブラッシングはプラークコントロールの主体となる方法です。
歯の部位や、生え方によって適切な磨き方は千差万別ですから、歯科衛生士と相談してご自身に適した磨き方を見つけるところからはじめましょう。


SRP

歯茎の奥深くに沈着した歯石を除去します。歯科衛生士が専用の器具を使用して、時間をかけて行います。
痛みが生じる可能性がある場合は麻酔をして処置を行います。


PTC

ご自身のブラッシングのみでは取り除けない、細菌の膜(バイオフィルム)を取り除くことができます。
歯科衛生士が専用の器具を使用して、歯の表面を研磨しています。

歯周病の治療ステップと改善まで

歯周初期治療の期間

歯周初期治療は、1週間に1回程度の通院で3~4ヶ月をメドにしています。

歯周初期治療の期間の図

歯肉炎の治療ステップ

歯肉炎はブラッシングによるプラークコントロールを徹底する事で改善していきます。
ただし、改善したからといってプラークコントロールを怠ると歯肉炎、歯周炎へと移行します。

中等度歯周炎の治療ステップ

歯周病がある程度進行してくるとブラッシングだけでは治療が難しくなります。
歯肉縁下の歯石やプラークをスケーリング・ルートプレーニングで除去し、口腔内を清潔に保つ事で、歯周病の進行を止め健康な歯肉を取り戻せます。

中等度歯周炎の治療ステップの図

重度歯周炎の治療ステップ

歯周病が重度まで進行すると、炎症をくい止め機能回復を図るように努力します。
歯肉縁下や根分岐部の病変を除去するために、場合によっては外科手術も必要になります。

重度歯周炎の治療ステップの図